介護職員初任者の業務内容

介護職員初任者研修の資格を取得した人が行う業務内容は、主に要介護者の身体介護になります。身の回りの生活介助や、リハビリのお手伝いなどが主になります。要介護者のアクティビティなども企画して、要介護者の一日を有意義なものにするための業務も欠かせません。

介護職員として仕事をするとき心がけておくこと

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要介護者様の尊厳を守ること

寝たきりであったり,医療ケアが必要な要介護者様でも一人の人間であり、私たちの人生の先輩とも言えます。人間としての尊厳を持っていることを忘れずに丁寧な介護を行うことが介護職員として仕事をする際の絶対的基本となります。この気持ちがあれば常に丁寧な介護が行えるはずです。

笑顔を絶やさずに要介護者様に接すること

要介護者様も私たちの表情によって態度が大きく変わります。お風呂を嫌がる・着替えを拒むというような要介護者様もそれぞれ拒む理由があるはずです。一人の人間として笑顔を向けて接することで、硬化した態度が軟化することもあるので、常に楽しい気持ちをもって接しましょう。

報・連・相をしっかり守ること

要介護者様は24時間支援が必要な場合があります。介護職員や上級職員、ご家族との連携をきちんと行うことで、要介護者様のQOLが格段にアップします。報告・連絡・相談の「ほう・れん・そう」を常に行うようにし、情報の共有に努めましょう。職員同士フォローをしあうことも大切です。

しっかり休みを取得することも大切

介護職員初任者研修を修了した介護職員は仕事の幅が広がるため、休めないという場合もあるようですが、決められた勤務時間を守り与えられた休暇を全うすることが仕事への意欲につながります。残業や早出出勤はよい傾向ではありません、モチベーションを保つためにも休みはしっかりと取りましょう。

主任者研修修了を目指しステップアップ

スキルアップ・ステップアップを試みることで、昇給や昇進が見込めます。後進を育てるためにもぜひ、介護職員主任者講習を受講しましょう。サービス管理責任者として管理職の立場につけるようになりますし、介護福祉士の受験資格も開けるため、さらに仕事の幅が広がります。

介護職員の仕事のやりがい

介護職員は誰からも感謝される仕事です。きつい・きたない・危険の3K仕事と言われますが、だれでもできる仕事ではないことを常に心の片隅に置いて仕事をすることで、自分が追い求める本当のやりがいを見出すことができるはずです。

介護の先輩に聞く、介護職員初任者研修の資格とは

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介護職員初任者の給料

介護職員初任者研修修了者の給与はパートタイム・正社員・派遣などの業務形態によっても大きく変わります。もちろん、介護施設の規模によっても変わってくるので一概には言えません。少しでも収入につなげたいという場合には、正社員やフルタイムパート・派遣の道を選ぶことをおすすめします。扶養範囲内で仕事をしたい場合はパートタイムがおすすめです。